立ち襟で一新した「トランスポート」。都会的モデルと定番モデルの魅力解説

立ち襟で一新した「トランスポート」。
都会的モデルと定番モデルの魅力解説

英国の伝統をまといながら、日常に寄り添ってくれるバブアー。その中でも、とりわけ高い支持を集めているのが名作「トランスポート」です。どんなスタイルにも馴染む万能な着丈と、ワックスコットンの武骨な表情が、まさに大人の定番。そんな「トランスポート」に、都会的でモダンなスタンドカラータイプ(立ち襟)が新登場。襟がスタンドカラーになり、今まで以上にシャープで洗練された着こなしを叶えてくれます。今回は、伝統を受け継ぎながら進化を遂げた新生「トランスポート」と、時を経ても変わらぬ魅力の定番「トランスポート」、それぞれの違いに迫ります。どちらを選ぶか、あなたの着こなしと照らし合わせてみてください。

新生トランスポート、立ち襟でまとう
都会的なバブアー

新生トランスポート、立ち襟でまとう都会的なバブアー

長年愛されるバブアーの「トランスポート」が、今の気分にフィットする進化を遂げました。最も目を引くのは、スタンドカラー(立ち襟)への変化です。この立ち襟がトラッドなオイルドジャケットを一気に洗練された都会的なジャケットに格上げしてくれます。ジップを上げてボタンをすべて閉じれば、首元がシャープに引き締まり、マフラーいらずのモダンな表情に。この潔さがいつものコーディネートをさらに洒落た印象へと導いてくれます。さらに、袖口と裾にはリブを採用。これにより、重厚感のあるオイルドジャケットでありながら、軽快なスポーティさが加味されました。伝統に培われた機能性はそのままに、今の時代に必要なシャープさと軽やかさを手に入れた新生「トランスポート」のディテールを解説しましょう。

スタンドカラーでよりモダンに
Detail 01

スタンドカラーでよりモダンに

スタンドカラーになった襟元。内側にはコーデュロイが配され、ボタンを外してジップを下ろすとチラ見するという仕様に。襟元までボタン仕様になっているので、すべて閉めれば防風効果もあり。

スタンドカラーになった襟元。内側にはコーデュロイが配され、ボタンを外してジップを下ろすとチラ見するという仕様に。襟元までボタン仕様になっているので、すべて閉めれば防風効果もあり。

Detail 02

スポーティさを増した袖口と裾

新生トランスポートは袖口と裾、それぞれがリブ仕様になりスポーティさが増しています。定番のオイルドジャケットに軽やかさが生まれるディテールです。また斜めに入ったポケットは、入れた物が落ちにくい二重構造から一般的なポケットに変更し、出し入れが容易になりました。

スポーティさを増した袖口と裾

新生トランスポートは袖口と裾、それぞれがリブ仕様になりスポーティさが増しています。定番のオイルドジャケットに軽やかさが生まれるディテールです。また斜めに入ったポケットは、入れた物が落ちにくい二重構造から一般的なポケットに変更し、出し入れが容易になりました。

グローブをしたままでも掴みやすいダブルジップ
Detail 03

グローブをしたままでも掴みやすい
ダブル
ジップ

グローブをしたままでもジップの開閉が容易なリングジップファスナーを採用。グローブを着用することが多いアウトドアを出自とするバブアーならではなディテール。しかもダブルジップなので見た目の良さに加えて実用的。

グローブをしたままでもジップの開閉が容易なリングジップファスナーを採用。グローブを着用することが多いアウトドアを出自とするバブアーならではなディテール。しかもダブルジップなので見た目の良さに加えて実用的。

Detail 04

裏地には希少なドレスゴードン柄

裏地には現行では使用されなくなったドレスゴードン柄を採用。こちらはスコットランドの伝統的なタータンチェック柄の一つで、黒、緑、紺をベースに白や黄色を組み合わせた格子が特徴。当時の雰囲気がさりげなく楽しめます。

裏地には希少なドレスゴードン柄

裏地には現行では使用されなくなったドレスゴードン柄を採用。こちらはスコットランドの伝統的なタータンチェック柄の一つで、黒、緑、紺をベースに白や黄色を組み合わせた格子が特徴。当時の雰囲気がさりげなく楽しめます。

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秋冬は主軸のアウターがダーク調になることが多いので、ジャケットのインナーには鮮やかなグリーンを差し色にして軽やかさを加えるのがポイント。黒いスラックス、ボリューム感のあるレザー調のスニーカーも黒を合わせて都会的なスタイリングに。

JACKET

¥63,800

BUY
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ジップを上げてボタンを閉めれば、ライダースジャケットのような都会的な雰囲気に。ジップを下ろして前を開ければ、襟元のコーデュロイがアクセントになります。一着で2WAYな着こなしが楽しめます。

時代を経ても変わらぬ魅力の
定番トランスポート

時代を経ても変わらぬ魅力の定番トランスポート

バブアーの定番トランスポートは、マウンテンバイクにインスピレーションを得たスポーティなスタイルが特徴。コーチジャケットのような着丈とワイドなシルエットが現代のスタイルと好相性。また、サイクリングジャケットとして開発された背景から、実用的なディテールが盛り込まれています。こうしたバブアーの普遍的なデザインと高い実用性、そして長年の着用に耐える耐久性を考慮すると、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。流行に左右されにくい、大人の定番アウターとして、男女問わず、長く愛用できる一着です。

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定番のトランスポートに明るいベージュカラーのワイドのデニムパンツでリラックス感を加えています。インナーにも白のタートルネックを使用し、コーディネートに明るさを加えています。スエード素材で深みのあるバーガンディーのキャップで全体を引き締めています。

JACKET

¥59,400

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着こなしに合わせて選びたい
2つのトランスポート

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新生トランスポート(左)と定番トランスポート(右)。立ち襟と通常の襟だと襟元の印象が大きく異なります。また、新生トランスポートは、袖口と裾がリブ仕様になっているので、引き締まった印象に。定番はサラリと羽織れるハーフコートのような見映え。同じトランスポートでも雰囲気が大きく異なります。

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新生トランスポート(左)と定番トランスポート(右)。それぞれのトランスポートのポケットは自転車に乗ったままでもスムーズに手や中身を出し入れできるよう斜めに配置されています。とりわけ定番トランスポートはポケットの口が折り返された二重構造になっていて、走行中に中身が落ちにくい設計となっています。新生トランスポートは機能性を重視してフラップが省略され、よりスムーズな出し入れが可能に。

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同じ名を持つ「トランスポート」でありながら、伝統的な魅力の定番モデルと、モダンに研ぎ澄まされた新生スタンドカラーモデル。そのディテールの違いは、まるで異なるアウターのように、着こなしの可能性を広げてくれます。普遍的な魅力を求める場面では、トラッドな襟元の定番モデルを。より都会的でモダン、かつ軽快なスタイルに挑戦するなら新生トランスポートをぜひ手にとって体感ください。もちろん、新生・定番の二着を揃え、ビジネスや休日、またはその日の気分に合わせて使い分けるというのも、この名作を存分に楽しむ贅沢な方法です。あなたのワードローブに進化を遂げた新しいバブアーを取り入れてみませんか。

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